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年頭のご挨拶

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年は、東日本大震災による未曾有の被害が発生し、尊い犠牲に、日本全体が大きな痛みと悲しみにつつまれました。また、近年続く不況による経済問題、若者の就職難など、不安定な社会情勢は今なお続いております。
 そのような社会情勢の中、昨年は最も痛みを伴う年であったように思えますが、家族との絆、人と人とが支え合う気持ち、人間の心のあたたかさ、強さという、かけがえのないものを、最も深く教えられた年であったように感じております。
 2012年を迎え、本年は、震災で被災された地域の一日も早い復興を願うと共に、人と人の「心の絆」を確かなものにしてゆくところから、日本全体が明るく希望ある未来へ向かい、世界にとって必要とされる日本として、誇りある素晴らしい国へ生まれ変わっていくことを心から願います。
 そして、そのために、今私たちに何が出来るのかを、会員の皆さまと共に考え、今年も、地域カウンセリング勉強会の開催を中心に、社会発展に寄与できる活動を探求してまいります。
 本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
 平成24年1月

マザーカウンセリング協会
会長 土井 和代

MCAの基本理念 〈MCAが目指すカウンセラーとは〉

MCAは、カウンセラーの育成機関として、家庭においては家族関係を、地域社会においては人間関係を紐解くことの出来る、調和のとれた「情的レベルのカウンセラー」としての人格形成を目指しつつ、社会教育の推進を図る活動、子どもの健全育成を図る活動等、地域社会の発展に寄与することを目的としています。

MCAカウンセラーの特徴 〈情的レベルのカウンセリング〉

従来のカウンセリング(counseling)は、「クライエントをどうするか」といった視点から、カウンセラーとしての関わり方(主に手法や技法)を習得することに主眼を置いていることが多く見られることに対して、MCAで提唱している “ 情的レベルのカウンセリング ” は、手法や技法を習得する以前の、カウンセラー自身の「人格的資質」ということに着目し、「クライエントをどうするか」という関わり方(手法)の以前に、「関わる側のカウンセラーとしてどうあるか」という、カウンセラー自身の資質が、相手本位の向き合い方となるまでの「人格性」として身につくことが特徴となっています。   現在、多くのカウンセラー資格取得者が、「クライエントにはカウンセリングを行うことが出来るが、自分自身の子どもや夫(妻)に対しては、感情が伴って、通じるものとならない」という、資質面のアンバランスを心に抱え、限界性を感じているという現状も多く聞かれる中で、カウンセラー自身の資質(人格性)の回復ということが、今、必要不可欠なものとして願われてきています。   さて、MCAでは、その資質面の調和が図られていくことを資格認定の基準として定め、MCAで開催されるセミナー及び各勉強会、研修会は、資質面における「ワークライフバランスに還る」ということをテーマに、カウンセラー自身が自己開示できる資質を自らに問うことを全ての学習の基本としています。 このことは、資質面のアンバランスが解かれていくことを意味すると共に、カウンセラー自身の過去の肯定がされていくまでの意味合いを持つものとなっています。  このことは、心理カウンセラー、臨床心理士といった、カウンセリングに携わる方のみならず、地域社会においては、保育士、教諭、民生委員児童委員、相談員、医師、看護師等、社会的位置ある方々にとっても、課題解決の糸口を見出すものとして位置づけされ、今日では、教育・福祉・医療等の異なる分野が共に、関わる側の資質向上を目指す社会貢献事業として「講演・公開カウンセリング」開催の取り組みの輪が全国的にも広がっています。  

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